『樹木たんけんマップ』(15)のメタセコイアに、うす緑色の若い実(球果、マツボックリ)が付いていました。以前に避雷針が付いたメタセコイアを紹介しましたが、こちらのメタセコイアは道路ぎわに立っているので、近くからよく観察できます。元々は大木だったのですが、現在は刈り込まれて高さ3メートルほどのミニサイズです。2~3月は枝から垂れる花を、初夏は若いマツボックリを、秋には紅葉と笠が開いたマツボックリを見られます。
メタセコイアは現在はヒノキ科に分類されている針葉樹ですが、針葉樹のほとんどが常緑なのに対し、秋になると葉が赤褐色に変わって小枝ごと落葉します。冬の間は少しさみしい姿になりますが、その分新緑の美しさがきわ立ちます。
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