『樹木たんけんマップ』に掲載されている樹には、かまぼこ板製の樹名プレートが付いていますが、風雨にさらされて読みにくくなっています。そこで現在、クラブのメンバーが新しい樹名プレートを準備しています。その経過を紹介します。
こけつまろびつ試行錯誤の苦しい楽しい制作
➀まずは素材の検討から。風雨に強いウッドデッキパネルを100均ショップで買い、分解。
②かまぼこ板を焼く方法も試します……実際に焼いてみたら魚の匂いがしました。
③クラブ員の間の部材受け渡しはいつものあの樹。
④木材は種類がたくさんあって迷います。
⑤試作したサンプルいろいろ。黒焼きかニス引きがいいですね。
⑥プレートの大きさと文字配置はこんな感じに。
⑦小田原からどーんと届いた杉板50枚。初代樹名プレートのココロを受け継ぐ、かまぼこ板の兄弟たちです。
⑧それからまもない週末、穴あけ加工を引き受けたクラブ員Oがバイクに板を積んで待ち合わせの駐車場にさっそうと現れました。そこにバズーカ砲のような草焼き用バーナーを背負ったクラブ員Hも登場。さっそくその場で板を焼く実験を……。が、このバーナーは、われらの小さな板を焼くにはあまりにも偉大すぎました。この日は1枚だけ焼いて解散。
⑨あらためて料理の炙り焼き用のバーナーを入手し、小手調べに板の表面を焼きます。
⑩焼いた板をブラシで磨きます。
⑪残りはクラブ員H邸の裏庭で一気に黒焼き。その成果がこちら。
⑫樹名を耐候性のある塗料で書き入れます。写真はクラブ員Hの揮毫によるものです。どうです、この出来ばえ。
というわけで、新しい樹名プレートの準備が着々と進んでいます。散歩道でみなさまに披露できる日もそう遠くないはず。どうぞお楽しみに!
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