タクアンの匂いのあの木

 春めいてきたこのまちでタクアンの匂いが漂っていたら、周りを見回してみてください。近くでヒサカキ(姫榊)が花を咲かせているかもしれません。

 ヒサカキはサカキ(榊)と近縁の常緑樹で、サカキと同じように神前や仏壇に供えられたりします。ヒサカキの葉はサカキよりもいくぶん小さく、サカキとは違って縁に小さなギザギザがあります。そして雌雄異株。次の写真はクラブの定例会に持ち込まれたサカキ(左側)とヒサカキ(雄株、右側)です。

ちょうどコロンとした直径3~5ミリの花が鈴なりについています。

このまちでも、ヒサカキは生け垣に使われるなど、よく見かけます。

ei/Photo 1, 2: Kt

玉川学園みどりの丘クラブ

玉川学園がみどりの多い楽しいまちであってほしいと願う、植物愛好家、園芸家、ミニ農園主の集まりです。まちの樹木や草花をふやしたり、植物との付き合い方や近隣のみどりの課題について情報交換したりしています。

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